虚空蔵山古墳。六世紀後半築造の前方後円墳
虚空蔵山古墳の概要
虚空蔵山古墳は、行田市小見にある名所旧跡です。虚空蔵山古墳は東西26m、南北19m、高さ約3m、推定墳長約60mの前方後円墳で、小見真観寺古墳の北北西に隣接します。周辺で採集された埴輪片等から、6世紀後半の築造と考えられているといいます。
名称 | 虚空蔵山古墳 |
---|---|
見どころ | 史跡 |
入場時間 | - |
入場料 | 無料 |
住所 | 行田市小見1043 |
備考 | 虚空蔵堂、諏訪神社 |
虚空蔵山古墳の由来
虚空蔵山古墳は東西26m、南北19m、高さ約3m、推定墳長約60mの前方後円墳で、小見真観寺古墳の北北西に隣接します。周辺で採集された埴輪片等から、6世紀後半の築造と考えられているといいます。
行田市教育委員会掲示による小見虚空蔵山古墳について
虚空蔵山古墳は、小見古墳群に属する前方後円墳で、小見真観寺古墳の北西に隣接して位置しています。
残念ながら現在は前方部の墳丘の一部が残るのみですが、平成20年の発掘調査で、後円部と周溝の一部が県道の東側で確認され、推定墳長約60mの前方後円墳であったことが明らかになりました。周溝内からは大きな乳房を持つ笑い顔の女性の人物埴輪、馬形埴輪、太刀形埴輪、円筒埴輪などの破片が出土しています。
埴輪の形態から小見真観寺古墳に先行して6世紀後半に築かれた古墳であると思われます。
なお、現存する墳丘は東西26m、南北19m、高さ約3m、墳頂には名前の由来となった虚空蔵菩薩がまつられています。(行田市教育委員会掲示より)
虚空蔵山古墳の周辺図