雲祥山全龍寺。行田市真名板にある曹洞宗寺院
全龍寺の概要
曹洞宗寺院の全龍寺は、雲祥山と号します。全龍寺は、門龍和尚(享保13年1728年寂)が開山となり、創建したといいます。
山号 | 雲祥山 |
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院号 | - |
寺号 | 全龍寺 |
本尊 | 地蔵菩薩像 |
住所 | 行田市真名板496 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
全龍寺の縁起
全龍寺は、箕田宝持寺六世華巌賢甫大和尚を開山として慶長年間(1596-1614)に創建したといいます。
新編武蔵風土記稿による全龍寺の縁起
(上真名板村・下真名板村)全龍寺
禅宗曹洞派。足立郡箕田村宝持寺末、雲祥山と号す。本尊地蔵を安ず。
観音堂、千手観音を安ず。(新編武蔵風土記稿より)
境内掲示による全龍寺の縁起
本寺は曹洞宗雲祥山全龍寺と称し、慶長年間(西暦1600年関ヶ原合戦の年)現鴻巣市箕田宝持寺六世華巌賢甫大和尚を御開山とし創建された寺院であり、永平寺総持寺が共に本山であります。
創建爾来四〇〇年にならんとし、今日まで地域の菩提寺として堂宇を修復維持して来ましたが老朽甚だしっく改修困難となりました。此の時に当り、檀信徒相寄り慎重審議を重ね、総意に基き、本堂山門を新築し併せて環境整備事業を行う事となり、檀信徒のみならずより多く皆様御理解御協力を得て浄財を凝集し着工致し、祖先州はいの法燈久遠に輝き、郷土発展子孫繁栄共生を祈念し、永劫に心の拠り所として完成を見るに至りました。
茲に御開山をはじめ歴代住職の慈恩に報い、更に志納者の篤信を後世に伝えると共に御芳名を記載致します。(境内掲示より)
全龍寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿