本郷御嶽八幡神社。永暦元年源氏ゆかりの者が創建
本郷御嶽八幡神社の概要
本郷御嶽八幡神社は、飯能市飯能にある神社で前岩御嶽八幡神社の里宮です。本郷御嶽八幡神社は永暦元年(1160)源氏ゆかりの者が摂津国より持ってきた武人八幡神を祀って創建されたと伝えられます。明治40年に山上の前岩御嶽八幡神社に合祀されましたが、不便なため大正10年に仮社殿を建築、昭和8年に、山上の前岩御嶽八幡神社の分霊を勧請しました。
社号 | 御嶽八幡神社 |
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祭神 | 誉田別命、大山祇命、大巳貴命、少彦名命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | 例大祭:10月9・10日、天王祭7月15日 |
住所 | 飯能市飯能697 |
備考 | - |
本郷御嶽八幡神社の由緒
本郷御嶽八幡神社は永暦元年(1160)源氏ゆかりの者が摂津国より持ってきた武人八幡神を祀って創建されたと伝えられます。明治40年に山上の前岩御嶽八幡神社に合祀されましたが、不便なため大正10年に仮社殿を建築、昭和8年に、山上の前岩御嶽八幡神社の分霊を勧請しました。
境内本郷自治会掲示による本郷御嶽八幡神社の由緒
当御嶽八幡神社は永暦元年(1160)源氏ゆかりの者が摂津国より持ってきた武人八幡神を祀ったのが創めで以来美吉野里(みよしのさと)の鎮守として崇敬されたいたが、明治40年に当地前岩に鎮座する陽雲山御嶽神社に合祀され、御嶽八幡神社となり、当社は廃社となった。しかし氏子等は前岩に参拝するのが不便なため大正10年にお仮屋を建てて昭和8年には社殿境内を整え陽雲山から御嶽八幡神社の分霊を祀り鎮守様として崇め式典祭礼を行うようになった。その後徐々に整備、充実されて来ており、最近は祈願祭、祭りは当所を中心として行われる。
誉田別命、大山祇命、大巳貴命、少彦名命、四柱の神を祀ってある。
大祭は10月9日を宵宮、10月10日本宮とするが、9日は氏子等で賑わう。
10日は日常の加護に感謝し天下泰平五穀豊穣を祈念し氏子の発展と安全を願う式典が挙行される。
祭りは底抜けと称する山車が地区内をねり歩く。
又7月15日には天王様と云われる祭りが当社で行われるがこれは陽雲山中腹に祀ってある牛頭天王の祭礼で疫病除けと地区の安全を祈願するもので夏祭りとして賑わう。
平成3年6月 本郷自治会(境内掲示より)
本郷御嶽八幡神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「飯能市史資料編Ⅳ社寺教会」