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旧西光寺。飯能市原市場にあった寺院

旧西光寺の概要

旧西光寺は、飯能市原市場にあった寺院です。旧西光寺は、獨堂(長禄元年1457年寂)が開山、江戸期には阿弥陀堂領として、江戸幕府より2石の御朱印状を受領していました。明治維新後無量山西光寺は廃寺となりましたが、当寺所蔵の四基の板石塔婆はいずも鎌倉時代に造立されたもので、飯能市有形文化財に指定されています。

旧西光寺
旧西光寺の概要
旧山号 無量山
旧院号 -
旧寺号 西光寺
旧本尊 阿弥陀如来像
住所 飯能市大字原市場・房ヶ谷戸共有地
旧宗派 曹洞宗
葬儀・墓地 -
備考 -



旧西光寺の縁起

旧西光寺は、獨堂(長禄元年1457年寂)が開山、江戸期には阿弥陀堂領として、江戸幕府より2石の御朱印状を受領していました。明治維新後無量山西光寺は廃寺となりましたが、当寺所蔵の四基の板石塔婆はいずも鎌倉時代に造立されたもので、飯能市有形文化財に指定されています。

「新編武蔵風土記稿」による旧西光寺の縁起

(原市場村)
西光寺
無量山と號す、禅宗曹洞派、郡内下直竹村長光寺末、本尊彌陀を安ず、慶安二年阿彌陀免二石の御朱印を賜ふ、古開山獨堂長禄元年二月廿日寂す、中興開山寶室正保元年正月三日寂す、境内に承久二年・弘長九年・正和元年・正和四年の古碑あり、以上皆長五尺に幅一尺三寸五分なり、(新編武蔵風土記稿より)


旧西光寺所蔵の文化財

  • 西光寺板石塔婆(飯能市指定有形文化財)

西光寺板石塔婆

板石塔婆は、中世につくられた石造の供養卒塔婆の一種であり、板碑とも呼ばれている。
西光寺には、数多くの板石塔婆が残されているが、いずれも鎌倉時代から室町時代にかけて造立されたものである。
指定されている四基は、いずれも鎌倉時代のもので、一五〇センチ御メートルを超える大型のものである。なかでも弘長元年銘(一二六一)のものは、完形であれば高さが二メートルを超える市内最大の板石塔婆として知られている。
これらは、仏の供養などの目的で造られたもので、当時の飯能地方の社会や文化を知る貴重な資料といえる。(飯能市教育委員会掲示より)

旧西光寺の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「飯能市史資料編Ⅳ社寺教会」