金蔵寺。大河原四郎の菩提寺として創建
金蔵寺の概要
真言宗智山派寺院の金蔵寺は、金軸山無量院と号します。金蔵寺は、建仁年間(1201-1204)大河原四郎の菩提寺として龍崖山麓に創建、後当地に移転したと伝えられます。また境外仏堂に金蔵寺八耳堂を有しています。奥多摩新四国霊場八十八ヶ所16番です。
山号 | 金軸山 |
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院号 | 無量院 |
寺号 | 金蔵寺 |
本尊 | 千手観世音菩薩像 |
住所 | 飯能市大河原538 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 観音寺の兼務寺、境外仏堂:金蔵寺八耳堂 |
金蔵寺の縁起
金蔵寺は、建仁年間(1201-1204)大河原四郎の菩提寺として龍崖山麓に創建、後当地に移転したと伝えられます。
新編武蔵風土記稿による金蔵寺の縁起
(大河原村)金蔵寺
金軸山と号す。新義真言宗、新堀村聖天院門徒なり。本尊弥陀を安ず。(新編武蔵風土記稿より)
飯能市史資料編による金蔵寺の縁起
口碑によると建仁年間(1201-1204)に大河原四郎の菩提寺として、龍崖山麓に創立されたが、再三の火災により現在地に移った。四郎は鎌倉幕府の旗本で、当村に居住していた。居住跡として殿屋敷、篝場、境掘、馬場、鎌倉坂等の地名が今なお存在する。(飯能市史資料編より)
金蔵寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「飯能市史資料編Ⅳ社寺教会」