吹塚不動堂。旧正音寺不動堂
吹塚不動堂の概要
真言宗智山派寺院の吹塚不動堂の創建年代等は不詳ながら、かつて当地には正音寺と号す真言宗寺院があり、本堂の他に不動堂を構えていたそうです。明治維新後、正音寺は廃寺となり、本堂に祀られていた阿弥陀如来像は、不動明王像と共に不動堂に安置されています。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
本尊 | 不動明王像・阿弥陀如来像 |
住所 | 比企郡川島町吹塚785吹塚新田集会所 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
吹塚不動堂の縁起
吹塚不動堂の創建年代等は不詳ながら、かつて当地には正音寺と号す真言宗寺院があり、本堂の他に不動堂を構えていたそうです。明治維新後、正音寺は廃寺となり、本堂に祀られていた阿弥陀如来像は、不動明王像と共に不動堂に安置されています。
新編武蔵風土記稿による吹塚不動堂の縁起
(吹塚村)
正音寺
當寺も西見寺の門徒なり、彌陀を本尊とす、境内に不動堂あり、(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による吹塚不動堂の縁起
八幡神社<川島町吹塚八三〇(吹塚字竹鼻町)>
吹塚新田には不動堂がある。木造の不動尊と阿弥陀如来が祀られており、年三回の祭りがある。(中略)
ちなみに、阿弥陀如来像は明治期に廃寺となった正音寺の本尊であったものを安置したのであり、この正音寺跡には村人の寄り合いの場である集会所が建設され現在に至っている。(「埼玉の神社」より)
吹塚不動堂の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「埼玉の神社」