普門寺。「普門寺の灯籠」行事
普門寺の概要
真言宗智山派寺院の普門寺の創建年代等は不詳ながら、江戸期には西見寺の門徒寺として記載され、廃寺となった現在も、吹塚氷川神社の例祭で奉納された「絵灯籠」は、例祭翌月の8月9日に「普門寺の灯籠」として当寺で飾られているそうです。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 普門寺 |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 比企郡川島町吹塚 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
普門寺の縁起
普門寺の創建年代等は不詳ながら、江戸期には西見寺の門徒寺として記載され、廃寺となった現在も、吹塚氷川神社の例祭で奉納された「絵灯籠」は、例祭翌月の8月9日に「普門寺の灯籠」として当寺で飾られているそうです。
新編武蔵風土記稿による普門寺の縁起
(吹塚村)
普門寺
西見寺の門徒なり、本尊不動を安置す、(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による普門寺の縁起
氷川神社<川島町吹塚二〇五(吹塚字中町)>
例祭は通称を「灯籠」といい、氏子銘々で持ち寄った絵灯籠を当番が境内に飾り付けて祝うのが習いである。(中略)この祭りを終えると、灯籠はいったん神社に納められ、再び八月九日の「普門寺の灯龍」で普門寺跡に飾られる。その夜、氏子はそれぞれの灯籠を持ち帰る。ちなみに、普門寺は『風土記稿』に「西見寺の門徒なり、本尊不動を安置す」と載る。(「埼玉の神社」より)
普門寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「埼玉の神社」