善能寺。中山氷川神社のもと別当、武州八十八所霊場
善能寺の概要
真言宗智山派寺院の善能寺は、守護山と号します。善能寺の創建年代等は不詳ながら、安永8年(1779)に法印尊祐が中興したといい、江戸期には中山氷川神社の別当を勤めていました。また、由来不詳ながら世田谷区の松原妙楽寺に「比企郡中山村善能寺、願主総代氏子中弘化四丁末年(1847)三月吉辰」と銘された鰐口が残されています。武州八十八所霊場54番です。
	| 山号 | 守護山 | 
|---|---|
| 院号 | - | 
| 寺号 | 善能寺 | 
| 本尊 | 不動明王像 | 
| 住所 | 比企郡川島町中山1823 | 
| 宗派 | 真言宗智山派 | 
| 葬儀・墓地 | - | 
| 備考 | - | 
善能寺の縁起
善能寺の創建年代等は不詳ながら、安永8年(1779)に法印尊祐が中興したといい、江戸期には中山氷川神社の別当を勤めていました。また、由来不詳ながら世田谷区の松原妙楽寺に「比企郡中山村善能寺、願主総代氏子中弘化四丁末年(1847)三月吉辰」と銘された鰐口が残されています。
新編武蔵風土記稿による善能寺の縁起
(中山村)
善能寺
守護山と號す、大智寺の門徒なり、下の三寺並に同じ、本尊不動を安ず、
愛宕社
薬師堂(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉宗教名鑑」による善能寺の縁起
善能寺
創立年代は不詳。安永8年(1779年)4月8日、第14世法印尊祐が現本堂を再建し、中興開山となる。(「埼玉宗教名鑑」より)
善能寺の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
 - 「埼玉宗教名鑑」
 
	
善能寺山門
善能寺阿弥陀如来と閻魔王
善能寺宝篋印塔