善福寺。比企郡川島町下八ツ林にある真言宗智山派寺院

猫の足あとによる埼玉県寺社案内

善福寺。武州八十八所霊場、中武蔵七十二薬師

善福寺の概要

真言宗智山派寺院の善福寺は、寶塔山と号します。善福寺の創建年代等は不詳ながら、鐘楼に応永年間(1394-1428)の銘が残され、榮鑁(天正9年1581年寂)が法流開山したといいます。江戸期には八ツ林に光勝寺・薬王寺・威徳寺・極樂寺を門徒寺として擁していました。武州八十八所霊場46番、中武蔵七十二薬師36番です。

善福寺本堂
善福寺の概要
山号 寶塔山
院号 -
寺号 善福寺
本尊 不動明王像
住所 比企郡川島町下八ツ林307
宗派 真言宗智山派
葬儀・墓地 -
備考 -



善福寺の縁起

善福寺の創建年代等は不詳ながら、鐘楼に応永年間(1394-1428)の銘が残され、榮鑁(天正9年1581年寂)が法流開山したといいます。江戸期には下八ツ林に光勝寺・薬王寺・威徳寺を門徒寺として擁していました。

新編武蔵風土記稿による善福寺の縁起

(下八ツ林村)
善福寺
白雲山沙門院と號す、新義眞言宗、入間郡今市村法恩寺末、開山詳ならず、法流開山榮鑁天正九年寂すと云、本尊不動を安ず、(新編武蔵風土記稿より)

「埼玉宗教名鑑」による善福寺の縁起

善福寺
創立年代は不詳だが、鐘楼によれば応永(1394~1428年)以来の古刹である。
旧本尊毘沙門天王は弘法大師の作と伝えられ、現在は別に安置している。(「埼玉宗教名鑑」より)


善福寺の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「埼玉宗教名鑑」