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愛宕山実乗院。加須市騎西にある真言宗智山派寺院

実乗院の概要

真言宗智山派寺院の実乗院は、愛宕山と号します。実乗院は、根古屋・金剛院を中興した弘源和尚(慶長10年1605年没)が、自身の隠居寺として開山したといいます。

実乗院
実乗院の概要
山号 愛宕山
院号 実乗院
寺号 -
本尊 十一面観音像
住所 加須市騎西1015
宗派 真言宗智山派
葬儀・墓地 -
備考 -



実乗院の縁起

実乗院は、根古屋・金剛院を中興した弘源和尚(慶長10年1605年没)が、自身の隠居寺として開山したといいます。

新編武蔵風土記稿による実乗院の縁起

(騎西町場)
寶乗寺
新義眞言宗、根古屋村金剛院の末、開山弘源慶長十年七月七日示寂、本尊十一面観音、
薬師堂。享保元年の建立なり、薬師は古物なりといへど作はしれず別に薬師の像を安ず、行基の作、是は此ほとりに住し、醫師平野俊庵と云もの納めしと云ふ、
鐘樓。寶永六年の鑄造なり、(新編武蔵風土記稿より)

境内掲示による実乗院の縁起

実乗院
当寺は愛宕山と号し、本尊に十一面観音を奉安する。創建は江戸時代初期と伝えられ、同時期の「武州騎西之絵図」には「寺」と記されている。開山の弘源和尚は根古屋・金剛院を中興し、隠居寺として当寺を開山したという。慶長十年(一六〇五)七月に没している。
かつて、当寺には薬師堂があったという。享保元年(一七一六)の建立で、尊像は行基の作という。この近くに住んでいた医師の平野俊庵が納めたものと伝えられ、俊庵は騎西の玉敷神社にも湯釜を奉納している。
なお、境内には宝暦十年(一七六〇)造立の石橋供養塔があり「南 江戸 大山 川こへ道」と道しるべを刻んでいる。大山(現神奈川県伊勢原市)は豊作を司る霊山で、江戸時代”大山講”と称し、集団での参拝が行われた。大山詣での盛況ぶりを知る貴重なものである。(加須市教育委員会掲示より)


実乗院の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿