八幡田八幡神社。旧八幡田の鎮守、石川左近宮
八幡田八幡神社の概要
八幡田八幡神社は、鴻巣市八幡田にある神社です。八幡田八幡神社の創建年代等は不詳ながら、八幡田村について、江戸時代後期の地誌新編武蔵風土記稿に「正保の國圖(1645-1648)には未だ此村名を載ざれば」とあり、江戸時代中期に箕田村から分村したといいます。八幡田の鎮守として祀られていましたが、神社整理により明治40年氷川八幡神社に合祀され、「遥拝所」として残されています。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 誉田別尊 |
相殿 | - |
境内社 | 阿夫利神社、大山石尊大権現、石川左近宮 |
祭日 | - |
住所 | 鴻巣市八幡田 |
備考 | - |
八幡田八幡神社の由緒
八幡田八幡神社の創建年代等は不詳ながら、八幡田村について、江戸時代後期の地誌新編武蔵風土記稿に「正保の國圖(1645-1648)には未だ此村名を載ざれば」とあり、江戸時代中期に箕田村から分村したといいます。八幡田の鎮守として祀られていましたが、神社整理により明治40年氷川八幡神社に合祀され、「遥拝所」として残されています。また、境内石祠の「石川左近宮」は、功徳ある人を生前から祀る生祠で、鴻巣宿の人夫役軽減を免許した奉行石川左近将監(及び家臣の内田・市川)を、当地村民が祀ったものだそうです。
新編武蔵風土記稿による八幡田八幡神社の由緒
(八幡田村)
八幡社
神体は木像にて長三寸許、八幡寺持。
末社
稲荷社。
天王社。此外石川左近宮と号して石の祠をたつ。是は近き頃鴻巣宿の人夫役免許のことを願ひしとき、奉行石川左近将監これを糾問して、其役を免許せし故に、村民等其惠を感じて祀と云。朴実の風を見るに足る。(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による八幡田八幡神社の由緒
氷川八幡神社<鴻巣市箕田二〇四一(箕田字九右衛門)>
明治四十年に当社が合祀した二〇社の内、仲宿-氷川社、下町-白山社、八幡田-八幡社、寺谷-八幡社、道永-八幡社、市ノ縄-八幡社の六社は今も旧地に社殿が残り、遥拝所として存続されている。 (埼玉県神社庁「埼玉の神社」より)
八幡田八幡神社の周辺図