本町日枝神社。鴻巣市本町の神社

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本町日枝神社。もと眞蔵院に祀られていた社

本町日枝神社の概要

本町日枝神社は、鴻巣市本町にある神社です。本町日枝神社は、天正年間(1573-1593)に当地へ移転してきた天照山勝願寺の境内鎮守として祀られていた社です。明治維新後の神仏分離令により天照山勝願寺より離れ、当地で祀られてきましたが、明治40年鴻神社に合祀されました。合祀された日枝神社は昭和6年本町金比羅社へ合祀されましたが、当地では別途日枝神社を勧請して祀っているといいます。

本町日枝神社
本町日枝神社の概要
社号 日枝神社
祭神 -
相殿 日枝神
境内社 -
祭日 -
住所 鴻巣市本町8-10-17
備考 -



本町日枝神社の由緒

本町日枝神社は、天正年間(1573-1593)に当地へ移転してきた天照山勝願寺の境内鎮守として祀られていた社です。明治維新後の神仏分離令により天照山勝願寺より離れ、当地で祀られてきましたが、明治40年鴻神社に合祀されました。合祀された日枝神社は昭和6年本町金比羅社へ合祀されましたが、当地では別途日枝神社を勧請して祀っているといいます。

境内掲示による本町日枝神社の由緒

日枝神社略記
日枝神社御祭神は大山咋大神と申し、近江国(滋賀県)日枝山(比叡山)に鎮座まします日枝神社の大神を勧請したもので、むかしから日枝山王さまと呼れた神社であります。
天正十八年徳川家康は江戸城に入城した折城内に鎮座せる日枝山王様を産土神として崇敬し、江戸城西方の地赤坂溜池に荘厳な社殿を造営して遷宮奉斎いたしました。
これ即ち徳川氏の産土神「赤坂の山王さま」であります。
当日枝神社は天照山勝願寺がこの地に営まれてより徳川歴代将軍の崇敬厚くしばしば参詣ありたることから同寺では城内に日枝大神を鎮祀して地主神とし、寺域の守護、産子の安穏を祈願いたしました。
明治三十五年、鴻巣町内神祀の統合整理が行われた際日枝社は鴻神社に合祀されましたが、その後当地氏子各位の熱望により再度この地に勧請され、祭儀が厳修されて今日に至って居ります。(境内掲示より)

「鴻巣町史」による本町日枝神社の由緒

日枝神社
大山咋命を祀る、天照山勝願寺持なりしが、維新の時元市町持となりし者なり。(「鴻巣町史」鴻神社合祀之各社より)
 

本町日枝神社の周辺図