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鴻神社。鴻巣市本宮町の神社、鴻巣宿鎮守

鴻神社の概要

鴻神社は、江戸時代に鴻巣宿鎮守となっていた氷川社、熊野社、雷電社の三社を明治6年に合祀して、雷電社のあった当地に鴻三社として発足しました。その後鴻巣町内に鎮座していた日枝神社、東照宮、大花稲荷社、八幡神社を合祀、明治40年鴻神社と改称しています。

鴻神社
鴻神社の概要
社号 鴻神社
祭神 スサノオノミコト、ハヤタマノオノミコト、ワケイカヅチノミコト
相殿 -
境内社 三狐稲荷神社、蚕影山神社、稲荷神社、御嶽神社、須賀神社、秋葉神社、島田家氏神、高野家稲荷、大木家稲荷
祭日 例大祭10月14日
住所 鴻巣市本宮町1-9
備考 鴻巣宿鎮守、村社



鴻神社の由緒

鴻神社は、江戸時代に鴻巣宿鎮守となっていた氷川社、熊野社、雷電社の三社を明治6年に合祀して、雷電社のあった当地に鴻三社として発足しました。その後鴻巣町内に鎮座していた日枝神社、東照宮、大花稲荷社、八幡神社を合祀、明治40年鴻神社と改称しています。

鴻神社は明治6年にこの地ならびに近くにあった三ヶ所の神社を合祀したもので、もとは鴻三社といった。三社とは次の神社である。

氷川社
鴻巣宿字本宮390番地(宮地5丁目)
鴻ノ宮氷川大明神あるいは端ノ宮(ハジノミヤ・ハタノミヤ)ともいい、鴻巣郷総鎮守として崇敬された古社であった。氷川社の神額は現在も鴻神社に残されている。

熊野社
鴻巣宿字本宮389番地(宮地1丁目)
熊野権現と称していた古社で氷川明神を端ノ宮と称したのに対し中ノ宮と呼んだ。合祀前は社地3000坪を有し、巨木におおわれた森林であったという。

竹ノ森雷電社
鴻巣宿字東側2283番地(現在地)
雷電社は現在地に鎮座していたもので、「竹ノ森」の名があるように付近には竹林が広く存在し、巨木と竹林によって囲まれた古社であり、天明期には遍照寺(瀧馬室常勝寺末)持となり、鴻巣宿の鎮守として崇敬されていた古社であった。

現在の鴻神社社地は竹ノ森雷電社の社地だったもので、合祀決定後、社殿の造営が行われ、明治6年9月24日に社号を鴻三社と定めた。
明治35年から40年にかけてはさらに鴻巣町内に所在した日枝神社、東照宮、大花稲荷社、八幡神社を合祀して明治40年4月8日、社号を鴻神社と改めて現在に至っている。
ここには鴻巣市の文化財に指定されている「香具拾三組御定免」「議定書」「商人講中連名帳並焼印」等貴重な史料が残されている。またここ鴻神社では10月14日の例大祭のほか、ゑんぎ市や酉の市、夏まつりなど様々な行事がおこなわれている。(境内掲示より)

氷川社

氷川社の創建年代は不詳ですが、鴻巣地名の由来となった鴻の鳥伝説を持つ古社で、鴻巣宿の総鎮守でした。別当寺の深井村寿命院末真蔵院は、明治期に廃寺となっています。

氷川社、宿の総鎮守なり。又鴻ノ宮とも云。是鴻巣の地の名の由て起る所の社なりといへば、古き鎮座なること知らる。按に「羅山文集」云、重陽夙歩、自赤木視村中有一古叢、小宇漸頽、未知其為何祠、毎逢佳節村童等遶宇外云、爾周叢四百間許、乃賀興趣鴻巣、鴻富作鵠、傳説昔有大樹称樹神、民以飲食祭之、不則害人、一旦鵠来巣枝上、巨蛇欲呑其卵、啄殺之、自是神不害人、於是以鵠之害者有益故号鵠巣遂名社、又為地号云、是今の社傳とほぼ同じ。此余「行襄抄」に載する所の話の如きは、ますます奇怪にわたりたればとらず。宿内真蔵院持。(新編武蔵風土記稿より)

雷電社

雷電社の創建年代は不詳ですが、鴻巣宿の鎮守でした。別当寺の瀧馬室村遍照寺(真言宗勝願寺末)は、明治期に廃寺となっています。

是も宿の鎮守なり。例祭9月24日。遍照寺の持。(新編武蔵風土記稿より)

熊野社

熊野社の創建年代は不詳ですが、鴻巣宿の鎮守でした。江戸時代の別当寺は鴻神社そばの深井村寿命院末法要寺です。

宿の鎮守なり。法要寺の持。(新編武蔵風土記稿より)


鴻神社にある鴻巣市指定文化財

  • 議定書
  • 商人講中連名帳並焼印
家具仲間は露天商、大道呼売り商人、見世物等を行う仲間を云い、江戸時代には町奉行の支配のもとに行われ、従って奉行よりその定め書きが出されている。香具拾三組御定免は大岡越前守の名を以て発せられた定め書であり、この定めに従って鴻巣商人仲間は、仲間規約即ち議定書を作成して、加入者の自主的統制を計っている。議定書の末尾には享保20年卯ノ冬の記年がある。
江戸末期に至って鴻巣宿の商業は隆盛を極めたものと見え、豪商・紳商の話が伝えられている。商人仲間の数も大変多くなり、鴻巣講中連名帳に名を連ねたもの280名の多数に及び、仲間鑑札を発行して年行事がこれを監督した。
鉄製焼印は木製仲間鑑札に使用したもので三箇ある。(鴻巣教育委員会掲示より)


鴻神社の周辺図