無量寺。吉川市拾壱軒にあった浄土宗寺院
無量寺の概要
浄土宗寺院の無量寺は、寿経山と号していました。無量寺の創建年代等は不詳ながら、十一軒村は、赤岩村の新田として寛永年間(1624-1644)から開発が進められて元禄8年(1695)に村として成立していることから、元禄年間の創建と推定されます。昭和42年に旧本堂が集会所兼用として建替えられたとの記録が残されてており、近年までは浄土宗寺院として存在していたようですが、現在は法人登記もなく廃寺となったようです。境内の不動堂には、成田山新勝寺の護摩供御札に巻かれた不動明王像が奉安されています。
山号 | 寿経山 |
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院号 | - |
寺号 | 無量寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 吉川市拾壱軒63-2 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
無量寺の縁起
無量寺の創建年代等は不詳ながら、十一軒村は、赤岩村の新田として寛永年間(1624-1644)から開発が進められて元禄8年(1695)に村として成立していることから、元禄年間の創建と推定されます。昭和42年に旧本堂が集会所兼用として建替えられたとの記録が残されてており、近年までは浄土宗寺院として存在していたようですが、現在は法人登記もなく廃寺となったようです。境内の不動堂には、成田山新勝寺の護摩供御札に巻かれた不動明王像が奉安されています。
新編武蔵風土記稿による無量寺の縁起
(拾壱軒村)
無量寺
浄土宗、上赤岩村源光寺末、壽經山と號す、開山利頓、本尊阿彌陀(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉宗教名鑑」による無量寺の縁起
開山を利顕和尚と伝えるのみで、その他詳細は不明である。昭和42年に旧本堂を改築し、現在同地区の集会場として使用され、松伏町源光寺住職によって兼務されている(「埼玉宗教名鑑」より)
無量寺の周辺図
参考資料
- 「埼玉宗教名鑑」
- 新編武蔵風土記稿