根岸観音堂。比企郡嵐山町根岸にある天台宗寺院
根岸観音堂の概要
天台宗寺院の根岸観音堂の創建年代等は不詳ながら、岩殿山正法寺へ向かう観音街道に祀られ、天台宗安養寺が管理、2月と10月の20日は、根岸観世音縁日として盛大に祭典が行われています。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
本尊 | 観世音菩薩 |
住所 | 比企郡嵐山町根岸59 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 大乗山安養寺管理 |
根岸観音堂の縁起
根岸観音堂の創建年代等は不詳ながら、岩殿山正法寺へ向かう観音街道に祀られ、天台宗安養寺が管理、2月と10月の20日は、根岸観世音縁日として盛大に祭典が行われています。
新編武蔵風土記稿による根岸観音堂の縁起
(根岸村)
觀音堂
如意輪觀音を安ず、同寺(安養寺)の持、(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による根岸観音堂の縁起
吾妻神社<嵐山町根岸二〇五(根岸字前山)>
当地は、既述のとおり岩殿へ向かう観音街道の入口に位置するが、この道沿いの集落北端にも観音堂がある。この観音堂には如意輪観音が祀られており、二月と十月の二十日に大蔵の天台宗安養寺(旧鎮守神明社の別当、根岸の菩提寺)の僧侶により祭典が行われる。祭りには寺世話人が参列するが、二月の祭りには観音講があり、太平洋戦争終結ごろまでは鳩山町須江や吉見の万作踊りと芝居が演じられていた。観音講は女人講で、東松山市や滑川町など近隣に多数存在する。(「埼玉の神社」より)
根岸観音堂の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿