中原堂。さいたま市緑区三室にある寺院
中原堂の概要
中原堂はさいたま市緑区にある観音堂です。中原堂の創建年代等は不詳ながら、古くより当地所有者によって護持され、天明6年(1786)以前に創設された新秩父三十四ヶ所霊場の10番となっています。本尊が白衣観音であることから、白衣観音堂とも、また江戸時代の地名三室村小名山崎、明治期以降の小名中原から、山崎中原堂とも呼ばれます。また隣接地には昭和60年に原稲荷神社が建立されています。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | - |
住所 | さいたま市緑区三室 |
宗派 | - |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
中原堂の縁起
中原堂の創建年代等は不詳ながら、古くより当地所有者によって護持され、天明6年(1786)以前に創設された新秩父三十四ヶ所霊場の10番となっています。本尊が白衣観音であることから、白衣観音堂とも、また江戸時代の地名三室村小名山崎、明治期以降の小名中原から、山崎中原堂とも呼ばれます。
新編武蔵風土記稿による中原堂の縁起
(三室村)
観音堂二宇(新編武蔵風土記稿より)
「さいたま市史料叢書」による中原堂の縁起
真言宗観音堂(三室)
埼玉県管下武蔵国北足立郡三室村字中原後
真言宗 観音堂
一本尊:観世音菩薩
一由緒:不詳
一堂:間口四間奥行二間三尺
一境内:拾八坪、民有地第二種
一信徒:一人
一管轄庁迄:一里廿五丁
以上(「さいたま市史料叢書」より)
中原堂の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「さいたま市史料叢書」(さいたま市)