指扇薬師堂。さいたま市西区指扇にある天台宗寺院
指扇薬師堂の概要
天台宗寺院の指扇薬師堂は、さいたま市西区指扇(中郷)にある薬師堂です。指扇薬師堂の創建年代等は不詳ながら、室町時代に地域墓地として開設、その後福正寺の末寺として薬師堂が建立されたといいます。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 薬師堂 |
住所 | さいたま市西区指扇3933中郷自治会館 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
指扇薬師堂の縁起
指扇薬師堂の創建年代等は不詳ながら、室町時代に地域墓地として開設、その後福正寺の末寺として薬師堂が建立されたといいます。
新編武蔵風土記稿による指扇薬師堂の縁起
(指扇村)薬師堂
これも福正寺持。(新編武蔵風土記稿より)
「さいたま市史料叢書」による指扇薬師堂の縁起
天台宗薬師堂(指扇)
埼玉県管下武蔵国北足立郡指扇村字木
「昭和十七年三月十八日北足立郡指扇村大字別所天台宗福正寺ヘ所属ノ件認可ス」
天台宗 薬師堂
一本尊:薬師如来
一由緒:不詳
一本堂:間口四間半奥行三間半
一境内:百七拾六坪、官有地第四種
一信徒:四拾五人
一管轄庁迄弐里拾八丁
以上(「さいたま市史料叢書」より)
境内石碑による指扇薬師堂の縁起
当薬師堂墓地は、遠く室町の昔、地域の墓地として開設され、その後天台宗慈覚山福正寺の末寺として、この地に一宇の御堂を建立し、御本尊薬師如来を祀り、開山したと伝えられる。
この由緒ある墓地を、時代の要請に応え、関係者一同相計らい、一致団結して整理を施工し、各家先祖の霊を弔う。(境内石碑より)
指扇薬師堂の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」
- 「さいたま市史料叢書」(さいたま市)