慈眼寺。比企郡ときがわ町玉川にある真言宗智山派寺院

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慈眼寺。入比板東三十三所観音霊場

慈眼寺の概要

真言宗智山派寺院の慈眼寺は、玉壺山と号します。慈眼寺は、玉川郷御陣屋の先祖寿昌院が開基となり、朝算(寛永8年1631年寂)が開山、明治維新まで玉川春日神社の別当を勤めていました。入比板東三十三所観音霊場12番です。

慈眼寺本堂
慈眼寺の概要
山号 玉壺山
院号 -
寺号 慈眼寺
本尊 不動明王像
住所 比企郡ときがわ町玉川3920
宗派 真言宗智山派
葬儀・墓地 -
備考 -



慈眼寺の縁起

慈眼寺は、朝算(寛永8年1631年寂)が開山、明治維新まで玉川春日神社の別当を勤めていました。玉川春日神社の石碑では、貞和年間(1345-1350)の人・玉川郷御陣屋の先祖寿昌院が当寺を開基したと伝えています。

境内石碑による慈眼寺の縁起

玉壺山慈眼寺は真言宗智山派に属し、越生町法恩寺の末である。凡そ三百五十年前に朝算により開山され、代々春日神社の別当であったが明治初年神仏分離の政令により今日に至った。明治十五年大火にあい焼失し、その後本堂及び庫裡を再建したが、近年漸く老朽破損が目立つに至ったので、檀徒相計り本堂を改築することとした。即ち昭和五十三年十月旧堂を解体し、地鎮祭を行い、棟梁房野恒吉氏に依頼して工事を進め、翌五十四年三月竣工した。
また昭和五十年一月には石工木村徳次氏の篤志を得て、檀徒協力して墓地を整備し、歴代の先師及び先祖諸霊に供養の誠を捧げた。
ここに本堂落成を祝してこの記念碑を建立し、浄財を寄付された檀信徒の氏名を銘記し、この芳志を永く後世に伝えようろするものである。(境内石碑より)

新編武蔵風土記稿による慈眼寺の縁起

(玉川郷)
(春日神社)別當慈眼寺
新義眞言宗、入間郡越生法恩寺末玉壺山と號す、本尊不動を安ず、開山朝算は寛永八年示寂す、(新編武蔵風土記稿より)


慈眼寺の周辺図