大谷本郷八雲神社。上尾市大谷本郷の神社

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大谷本郷八雲神社。上尾市大谷本郷の神社

大谷本郷八雲神社の概要

大谷本郷八雲神社は、上尾市大谷本郷にある神社です。大谷本郷八雲神社の創建年代等は不詳ながら、当地にあった千光寺の境内に「天王社」として祀られていました。明治21年千光寺は日乗院に吸収され、その跡地に大谷尋常小学校が開校、その後大谷尋常小学校が移転した後は、「ムラ持ちの」神社として地元で維持されています。境内の大谷本郷観音堂は、足立坂東観音霊場27番です。

大谷本郷八雲神社
大谷本郷八雲神社の概要
社号 八雲神社
祭神 -
相殿 -
境内社 -
祭日 天王様7月14日、春祈禱5月19日
住所 上尾市大谷本郷802大谷本郷自治会館
備考 -



大谷本郷八雲神社の由緒

大谷本郷八雲神社の創建年代等は不詳ながら、当地にあった千光寺の境内に「天王社」として祀られていました。明治21年千光寺は日乗院に吸収され、その跡地に大谷尋常小学校が開校、その後大谷尋常小学校が移転した後は、「ムラ持ちの」神社として地元で維持されています。

新編武蔵風土記稿による大谷本郷八雲神社の由緒

(大谷本郷村)
千光寺
新義真言宗、栢座村日乗院末、安養山と號す、本尊彌陀を安ず。
天王社、愛宕社、観音堂、地蔵堂
鍾樓。近き頃鑄造の鐘をかく。(新編武蔵風土記稿より)

「上尾市史別編民俗」による大谷本郷八雲神社の由緒

このほか、ムラ持ちの神社としては、八雲神社がある。天王様とも呼ばれ、『風土記稿』では千光寺の境内社とされている。千光寺は明治二一年に柏座の日乗院に合寺され、現在はその堂である観音堂が残っている。現在、この観音堂と八雲神社は同じ敷地内にある。八雲神社では五月一九日の春祈禱や七月一四日の天王様が行われ、渡御の出発点となっている。(「上尾市史別編民俗」より)


大谷本郷八雲神社の周辺図


参考資料

  • 「新編武蔵風土記稿」
  • 「上尾市史別編民俗」