常勝寺。地元領主の久保吉右衛門開基
常勝寺の概要
真言宗智山派寺院の常勝寺は、瀧蔵山密乗院と号します。常勝寺の創建年代等は不詳ながら7世紀の創建とも伝えられ、文明18年(1487)銘の古碑が残されていたといいます。徳川家康の関東入国に際して天正19年(1571)寺領15石の御朱印状を拝領、近郊に数多くの末寺を擁していた中本寺格の寺院だったといいます。
山号 | 瀧蔵山 |
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院号 | 密乗院 |
寺号 | 常勝寺 |
本尊 | 大日如来像 |
住所 | 鴻巣市滝馬室586 |
宗派 | 真言宗智山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
常勝寺の縁起
常勝寺の創建年代等は不詳ながら7世紀の創建とも伝えられ、文明18年(1487)銘の古碑が残されていたといいます。徳川家康の関東入国に際して天正19年(1571)寺領15石の御朱印状を拝領、近郊に数多くの末寺を擁していた中本寺格の寺院だったといいます。
新編武蔵風土記稿による常勝寺の縁起
(瀧馬室村)常勝寺
新義真言宗、京都智積院の末、瀧蔵山密乗院と號す、御朱印十五石天正十九年十一月賜へり、本尊大日を安ず、境内に文永七年八月爲種法入道也、文明十八年正月八日徳善禅門など鐫れる古碑あり。
鐘。寛文三年の銘あり。
寶篋塔
薬師堂。丘上にあり。
天満宮(新編武蔵風土記稿より)
常勝寺のもと末寺
常勝寺は、寛政7年(1795)の本末帳には末寺6ヶ寺門徒寺12ヶ寺を擁していたといい、うち10ヶ寺により定書が文化6年(1809)に作成されています。
常勝寺の周辺図