観龍院。武蔵国三十三ヶ所霊場
観龍院の概要
真言宗豊山派寺院の観龍院は、霊雲山と号します。観龍院は、天文年間(1532-1555)の開山といいます。西新井組中川通四箇領八十八箇所54,58番、武蔵国三十三ヶ所霊場8番です。
山号 | 霊雲山 |
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院号 | 観龍院 |
寺号 | - |
本尊 | 不動明王像 |
住所 | 吉川市高久1-2-4 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
観龍院の縁起
観龍院は、天文年間(1532-1555)の開山といいます。
新編武蔵風土記稿による観龍院の縁起
(高富村)
龍善院
常住山と號す、新義真言宗高久村密厳院末、本尊不動。
観蔵院
本尊不動
観音堂
正観音なり、春日の作と云、龍善院持 (新編武蔵風土記稿より)
埼玉県・吉川市掲示による観龍院の縁起
観龍院
観龍院は、真言宗に属し、山号を霊雲山といい、本尊は不動明王(立像)である。開山は、天文年間(一五三二〜一五五五)と伝えられている。また、堂内には阿弥陀如来、正観世音菩薩、六観世音菩薩も安置されている。
この寺は、元禄十年(一六九七)から開かれている武蔵国新西国三十三ヶ所霊場の第八番札所になっており、西新井組中川通四箇領八十八箇所の五十八番札所でもある。
境内には、江戸時代末期の創建と伝えられる大師堂のほか、ぼけ除け地蔵が安置されている。また、山門前には、虫歯治しやいぼ落しで知られている塩地蔵尊(立像)がある。(埼玉県・吉川市掲示より)
観龍院の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿