旧薬王山花蔵院。東松山市下青鳥にあった天台宗寺院
花蔵院の概要
天台宗寺院の旧花蔵院は、薬王山萬松寺と号していました。花蔵院の創建年代等は不詳ながら、江戸期には、下青鳥天神社の別当を勤めていた寺院です。明治維新後廃寺となり、同地には下青鳥会館が建設され、会館は社務所としても供用されているようです。中武蔵七十二薬師53番です。
旧山号 | 薬王山 |
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旧院号 | 花蔵院 |
旧寺号 | 萬松寺 |
旧本尊 | 薬師如来像 |
住所 | 東松山市下青鳥805 |
宗派 | 天台宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
花蔵院の縁起
花蔵院の創建年代等は不詳ながら、江戸期には、下青鳥天神社の別当を勤めていた寺院です。明治維新後廃寺となり、同地には下青鳥会館が建設され、会館は社務所としても供用されているようです。
新編武蔵風土記稿による花蔵院の縁起
(下青鳥村)
花蔵院
村内浄光寺の門徒、薬王山萬松寺と號す、本尊薬師を安ぜり、(新編武蔵風土記稿より)
「埼玉の神社」による花蔵院の縁起
天神社<東松山市下青鳥八一一(下青鳥字下郷)>
花蔵院は明治初年に無住となり、以後、本尊の薬師如来を安置する堂が残されていたが、平成二年に同地に社務所が建設されたのを機に、薬師如来はその一画に移されている。(「埼玉の神社」より)
花蔵院の周辺図
参考資料
- 「新編武蔵風土記稿」