成田山真蔵院。関根図書助が開基
真蔵院の概要
真言宗智山派寺院の真蔵院は、成田山と号します。真蔵院は、岩付城主太田氏の家臣関根図書助が開基となり庵室として建立、東八幡神社が現在地へ移転の際に当寺も移転したといいます。江戸期には、東八幡神社・元新宿八幡社・稲荷神社の別当を務めていました。
山号 | 成田山 |
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院号 | 真蔵院 |
寺号 | - |
住所 | 春日部市粕壁東2-16-65 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | - |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 真由美幼稚園 |
真蔵院の縁起
真蔵院は、岩付城主太田氏の家臣関根図書助が開基となり庵室として建立、東八幡神社が現在地へ移転の際に当寺も移転したといいます。
「春日部市史」による真蔵院の縁起
真蔵院(粕壁宿)
宿内関根九左衛門の先祖が字新宿に建てた庵室に起源し、後に字砂塚に移り真蔵院と称す、慶長十二年に教順が開山、元禄十四年法流相続、宿内三町の鎮守字川久保耕地の八幡社別当、「風土記稿」では開山教順は正応三年寂(「春日部市史」より)
新編武蔵風土記稿による真蔵院の縁起
(埼玉郡粕壁東宿)
真蔵院
最勝院門徒、本尊阿彌陀を安ず、開山教順正應三年三月廿日示寂、法流開祖尊信元禄十三年四月廿五日遷化、(新編武蔵風土記稿より)
真蔵院の周辺図