北豊島三十三ヶ所霊場の案内
北豊島三十三ヶ所霊場の案内
北豊島三十三ヶ所霊場は、札所巡りがブームとなった明治末期から大正期にかけて成立したものと推定されています。
「江戸・東京札所事典」による北豊島三十三ヶ所霊場
札所成立の時期は明治四十二年以降と思われる。王子金輪寺の名跡復活が明治三十六年、二七番専修院は浅草北松山町より明治四十二年に転入、二八番は成田山教会所であったが大正十年に浅草より本智院が転入合併となるので、明治四十二年以降大正十年までの間となる。
北区二十、板橋区十、豊島区三で北区が三分の二を占めている。西ケ原から赤羽と岩槻街道沿いに所在している。この札所には当時の人々の信仰の跡を物語るものが皆無であることは、当時の札所ブームの影響を受けて机上の札所として案出されたものではないかとも考えられる。(「江戸・東京札所事典」より)
北豊島三十三ヶ所霊場一覧
- 東福寺 (豊島区南大塚1-26-10)
- 金輪寺 (北区岸町1-12-22)
- 地福寺 (北区中十条2-1-20)
- 静勝寺 (北区赤羽西1-21-17)
- 大満寺 (北区岩淵町35-7)
- 大満寺 (北区岩淵町35-7)
- 満蔵院 (北区赤羽北1-4-10)
- 普門院 (北区赤羽西2-14-20)
- 真頂院 (北区赤羽3-16-3)
- 雪峰院 (北区上十条3-25-3)
- 鳳生寺 (北区赤羽西3-21-18)
- 宝幢院 (北区赤羽3-4-2)
- 正光寺 (北区岩淵町32-11)
- 長徳寺 (板橋区大原町40-7)
- 智清寺 (板橋区大和町37-1)
- 真光寺 (北区中十条3-1-5)
- 日曜寺 (板橋区大和町42-1)
- 文殊院 (板橋区仲宿28-5)
- 昌林寺 (北区西ケ原3-12-6)
- 真性寺 (豊島区巣鴨3-21-21)
- 乗蓮寺 (板橋区赤塚5-28-3)
- 東光寺 (板橋区板橋4-13-8)
- 正受院 (北区滝野川2-49-5)
- 延命寺 (板橋区志村1-21-12)
- 常楽院 (板橋区前野町4-20-8)
- 観明寺 (板橋区板橋3-25-1)
- 専修院 (豊島区駒込7-2-4)
- 本智院 (北区滝野川1-58-2)
- 不動院 (北区西ケ原3-23-2)
- 西音寺 (北区中十条3-27-10)
- 金剛寺 (北区滝野川3-88-17)
- 寿徳寺 (北区滝野川4-22-1)
- 遍照寺 (板橋区仲宿40-7)
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